覚えておきたい葬儀の常識

葬儀を行うにあたって必要になるのが「遺影」です。芸能人の葬儀とか、大会社の社葬とかの遺影なら、葬儀自体カッコよく見えるかもしれません。花が祭壇に豪華に飾られているとか、写真も一般的なスナップ写真ではなくて仕事用にプロが撮ってくれた物とか使っている事でしょう。そうなると、カッコよくなりますし、遺影自体もキレイな写真を使えますよね。


しかし、普通のご家庭でそんなプロに撮ってもらった写真なんかある訳もなく、なんとなくぼやけた印象の遺影になりがちです。とは言っても葬儀なのですから故人にとって良い写真を使ってあげたいと思う人も多いのではないでしょうか。そこでちょっとランクが上がる様な写真の選び方を説明してみたいと思いますので参考にしてみて下さい。


先ず通常の写真選びと言うのは、顔がなるべくアップで写っている物が良く、背景は写っていても構いません。これは背景と言うのは遺影を作る時の技術で消す事が出来るからです。洋服も遊びの洋服で構いません。これも技術で着せかえる事が出来ます。つまり、顔がなるべくアップで正面で写っているもので、光沢感がある写真であれば良いのです。


更にちょっと良くしようと思うのであれば、なるべく自然光を浴びていて明るい感じの写真が良いでしょう。


有る程度、写真屋の技術でごまかせると思いますが、お顔だけはキレイに写っている物を使いたいと思いますよね。ですから心をこめて選んであげる事が大切になります。